きらり
令和3年度 第2回ピアサポート活動の開催
令和4年3月18日(金)、砺波体育センター にて、「第2回ピアサポート活動」を開催しました。
ピアサポート活動は、同じ課題や環境を体験する障害者がその体験からくる感情を聴き手と共に共有し、結果として、各自が安心感や自己肯定感を得られるもので、この活動を通して、就労への促進を図るものです。
今回の講師(ピアサポーター)は、以前に一般企業で就労していた方で、退職後、就労継続支援事業所(A型)を経験。仕事と家庭との両立を工夫し、就労継続支援事業所(A型)からステップアップして、現在、一般企業で就労しておられる方です。
参加者の皆さんは、ピアサポーターの話を真剣に聴いておられました。講師の話のあとの質疑応答では、面接時にどこまで自分のことを会社に伝えるのか、ストレス発散方法、寛解までの道のり等、質疑応答が盛んに行われました。
講師の方は、穏やかな生活を送ることが寛解への一番の道のりだと話しておられました。
参加者からのアンケートでは、「自分で工夫できている成功例を聞くことができて、すごく感激しました」、「今後もこのような機会があればいいと思った」という意見があり、ほとんどの方が今回の講演が今後の就職活動に役立ちそうだと答えておられ、中には、すぐにでも就職活動をしていきたいという方もおられました。また、講師が支援機関を活用していることを聴き、今後、一般就労に向けて、支援機関を活用していきたいという意見が多くみられました。