令和3年7月28日（水）、砺波体育センター にて、「第1回ピアサポート活動」を開催しました。

ピアサポート活動は、同じ課題や環境を体験する障害者がその体験からくる感情を聴き手と共に共有し、結果として、各自が安心感や自己肯定感を得られるもので、この活動を通して、就労への促進を図るものです。

今回の講師（ピアサポーター）は、以前クローズで就労しており、退職後、就労移行支援事業所を経験。現在、一般企業で就労している方です。

参加者の皆さんは、ピアサポーターの話を真剣に聴いていました。講演後、何人かの参加者の方は、個人的に講師へ質問していました。障害を開示して就職された講師の気持ちや、障害により休みがちにならないか尋ねていました。講師の方は、障害を開示したことで今は安心して働けていると話しておられました。

参加者からのアンケートでは、「自分の実体験を話してくださる方がいることは自分の就労について考えることができて、心強く感じる」「今日はとても良かった」という意見があり、今後の就職活動に役立つ、就職活動をしようという方がほとんどでした。また、講師が支援機関を活用していることを聴き、今後、一般就労に向けて、支援機関を活用していきたいという意見もありました。